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コンフィチュール

  • 2005年12月15日(木) 00:34 JST
  • 投稿者:
    apri
  • 閲覧数
    1,639

 コンフィチュール(Confiture)舌をかみそうな発音であるが、フランス語ではジャム(食べるジャムのことです。)のことをこういうらしい。コンフィチュールとWEBで検索するとかなりの数ヒットする。コンフィチュールと聞くとなにか目新しいように聞こえるがパンなどに塗るジャムなら昔から保存食としてつくられてきている。この前、このコンフィチュールというタイトルの本を本屋で数冊並んでいるのをみかけた。衝動買いではあったが、辻口博啓/著の「情熱のコンフィチュール」という本を買った。南国の果実ドラゴンフルーツをジャムにしているレシピがあった。ドラゴンフルーツはとても淡白な味で一度沖縄から通販でとりよせたことがある。そのときは、生の果実とジャムの詰め合わせであったが、果実もジャムもとても淡白な味でちょっと物足りなさを感じていた。この果実をジャムにするのはむずかしいと感じた。で、どういうふうにジャムにするのか興味津々であった。ドラゴンフルーツの味の淡白さとうめるように柑橘のシークワイサーを使っている。これは淡白さを補うにはいいかもしれないと思った。 うちでも、いろいろ自然にできた果実をもとにジャムをつくりをしている。基本的には1種の果実をもとにジャムをつくっている。ジャムというとペクチンを補うためかレモンを加えている例が多いが、うちではほとんどはつかっていない。果実をうまくつかえばレモンがなくてもちゃんとジャムとして固まることがわかっている。ジャムとしての濃度を出すのにはペクチンなどを添加しなくて済んでいる。苦労しているのは、果実そのものの色をきれいに出し、それが年月を経てもかわらないことなのだが。添加物など一切使っていないので、年月の経過による見た目の劣化がさけられない。見た目の色が濃くくすんできても、食べた味にはほとんど影響はない。好きなジャムはなにですかと、もし聞かれたら、やはり、アンズ(アプリコット)ジャムと答えるだろう。