アシモ

 ホンダのロボットアシモがグレードアップされた様子がニュースで放映されていた。IC通信カードを携帯した人を所定の場所まで案内したり、コーヒーカップをのせたワゴンを運んだりと、歩くスピードも今までの倍の時速6キロとなったらしい。軽やかに歩く姿は人が歩いているように自然である。足をあげ、手を振りあげる様子は人間の動きを模倣しているようにも見える。実際に歩いた場所は地面が平な場所なので、オフイスなどなら問題ないであろうが、外で平でない場所ではむずかしいのではと思われるが、そのあたりは今後の課題ではないだろうか。ロボットなら距離が長かろうがどこまでも忠実に案内するであろう。IC通信カードを持った人の電波を受けて相手がちゃんと着いてきているかも見分けできるらしい。 遠い将来、犬の散歩なんかもできるロボットが登場してしまうのではないかしらと考えてしまった。いや、散歩なんかでなくて、人の職域にどんどんロボットが入ってきて、それこそ人間は働く場所を失ってしまうのではないかなんて。アシモの歩く姿は軽やかでかわいげがあるけどどんな分野に使われていくのだろうか。人間と見た目はかわらないようなロボットが人間と共存するような時代が将来やってくるのだろうか。それこそ、スタートレックである。


きまぐれつれづれ
https://www.kaimu.jp/apri/geeklog//article.php/2010031910213765